イベント詳細
概要
松竹大歌舞伎
【終了しました】
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歌舞伎だけに留まらず、マルチな活躍で魅了する市川染五郎が登場。
市川染五郎の素顔による『ご挨拶』に始まり、裾を引いた姫が三番叟を踊る、珍しい趣向の『晒三番叟』。赤穂浪士による吉良邸討入り前日から当日を、隣家の目線で描いた忠臣蔵外伝の『松浦の太鼓』。そして、粟餅売りの夫婦による、曲投げを舞踊化した『粟餅』と、盛りだくさんの内容でお楽しみください。
「幕見券」当日販売決定!詳しくは「ピックアップ」をご覧ください。
- 公演日時
- 2016年6月30日(木)昼の部 12:00開演(11:30開場)/夜の部 17:00開演(16:30開場)
- 会場
- 大ホール (座席表はこちら)
- 演目と配役(昼夜共通)
- 一、ご挨拶
市川 染五郎
二、晒三番叟(さらしさんばそう)
如月姫 中村 壱太郎
三、秀山十種の内 松浦の太鼓(まつうらのたいこ)
松浦鎮信市川 染五郎
大高源吾中村 歌 昇
宝井其角嵐 橘三郎
お縫 市川 高麗蔵
四、粟餅(あわもち)
杵造 市川 染五郎
おうす 中村 壱太郎 - あらすじとみどころ
- ■ご挨拶
市川染五郎が素顔で登場し公演各地にご来場いただいた皆様にお目見得のご挨拶を申し上げます。客席と舞台が近しく感じられる一幕です。
■晒三番叟
箱根権現では奉納された源氏の白旗が紛失し、騒ぎになっている。そこへ現れたのは、曽我二の宮(壱太郎)。周囲から怪しまれる二の宮は、奉納だと言って三番叟を踊り始める。実は、この二の宮は平忠度の娘如月姫。やがて、姫は源氏の白旗を使って布晒しを見せるのだった。
本作は本外題を『今様四季三番三』といい宝暦五年(1755)に江戸市村座で初演されました。裾を引いた姫が三番叟を踊るという趣向が珍しく、『晒三番叟』の外題のとおり、躍動的な布晒しがみどころの舞踊です。
■松浦の太鼓
雪が降る両国橋で、赤穂浪士の大高源吾(歌昇)は俳諧の宗匠宝井其角(橘三郎)と出会う。源吾は「明日待たるゝその宝船」と詠んで、その場を別れる。
翌日、大名の松浦鎮信(染五郎)の屋敷では句会が行われている。源吾の妹お縫(高麗蔵)は松浦邸に腰元として仕えているが、松浦侯はお縫を見ると不機嫌になる。それと言うのも、松浦侯は赤穂浪士たちが隣家の吉良邸に討入しないことを不満に思っているからであった。だが、其角から源吾の下の句を聞いた松浦侯はその意味を考え始める。そこへ隣から陣太鼓の音が聞こえ、松浦侯は赤穂浪士の討入を悟るのだった。
本作は明治三十三年(1900)に大阪朝日座で上演されました。『忠臣蔵』の外伝物のこの作品は、討入を心待ちにする松浦侯の喜怒哀楽を中心に、登場人物たちの心情が細やかに描かれた人気作です。
■粟餅
江戸の街中にやって来たのは、粟餅売りの杵造(染五郎)とおうす(壱太郎)。ふたりは早速、粟餅を作り始めると、名物の粟餅の曲投げを見せていく。やがて、ふたりは六歌仙の人々の様子を踊ったり、団扇太鼓を打ち鳴らしたりと賑やかな様子で、去っていくのだった。
本作は弘化二年(1845)に江戸中村座で初演されました。当時、江戸で人気の粟餅売りの姿を舞踊化したこの作品は、粟餅の曲投げや曲取りを賑やかな踊りで見せるのが眼目です。息の合ったふたりによる軽妙な舞踊をお楽しみください。 - 料金
- S席6,500円 A席5,000円 学生券(A席)2,500円 グループ券(S席4枚)20,000円
※未就学児の入場はご遠慮ください。
※学生券は、26歳未満で学生の方が対象です(公演当日に学生証をお持ちください)。
※車椅子席・介助者席は、江戸川区総合文化センター窓口、電話のみの販売です。
※グループ券の取り扱いは江戸川区総合文化センターのみ。1層席12列目以降のS席が対象です。 - チケット発売日
- サポーターズ・クラブ先行発売日 2016年2月20日(土)
江戸川区民先行発売 2016年2月27日(土)
一般発売日 2016年3月5日(土) - チケットのお取り扱い
- <サポーターズ・クラブ先行発売日 2月20日(土)>
<江戸川区民先行発売日 2月27日(土)>
<一般発売日 3月5日(土)>
9:00~ 江戸川区総合文化センター 窓口
10:00~ 江戸川区総合文化センター 電話 03-3652-1106
江戸川区総合文化センター ホームページ※購入には事前の登録が必要です。
<プレイガイド一般発売日:3月5日(土)10:00 ~>
●チケットWeb松竹:
PCサイト http://www1.ticket-web-shochiku.com/pc/
スマートフォンサイト http://www1.ticket-web-shochiku.com/sp/
携帯サイト http://www.ticket-web-shochiku.com/
●イープラス:http://eplus.jp
●チケットぴあ:http://t.pia.jp/ 0570-02-9999(Pコード:449-390)
●ローソンチケット:http://l-tike.com/ 0570-084-003(Lコード:31310)
●カンフェティチケットセンター:http://confetti-web.com/ 0120-240-540(平日10:00~18:00)
※プレイガイドによる先行発売は、各プレイガイドのホームページをご覧ください。 - 演目解説講座
「歌舞伎プレセミナー」 - 「松竹大歌舞伎」の見どころを、元NHKアナウンサーで古典芸能解説者の葛西聖司氏が、映像や写真を交えて分かりやすく解説します。
詳しくはこちらをご覧ください。 - イヤホンガイドのご案内
- 同時解説のイヤホンガイドを、観劇当日大ホールロビーにてお貸出いたします。(予約不要)
舞台の進行に合わせて、あらすじ・衣裳・道具・音楽・歌舞伎独特の約束事などを、ご観劇の邪魔にならないようタイミング良くご説明する音声ガイドです。
お芝居の見どころや聞きどころも逃さずお楽しみいただけます。
■料金1,700円(内、1,000円は器械を返却の際にお返しします)
イヤホンガイドホームページ - 主催
- 江戸川区/江戸川区総合文化センター指定管理者サントリーパブリシティサービスグループ
- お問い合わせ
- 江戸川区総合文化センター TEL:03-3652-1106(9:00~21:30)

- 市川染五郎(いちかわそめごろう)
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七代目 高麗屋
昭和48年1月8日生まれ。松本幸四郎の長男。54年3月歌舞伎座『俠客春雨傘』で三代目松本金太郎を名のり初舞台。56年10・11月歌舞伎座『仮名手本忠臣蔵 七段目』大星力弥ほかで七代目市川染五郎を襲名。平成6年4月歌舞伎座『双蝶々曲輪日記 角力場』の放駒長吉、『一谷嫩軍記 熊谷陣屋』の堤軍次ほかで名題昇進。
- 夜の部終了後に「お帰りバス」を運行します
-
夜の部終了後に、文化センターの正面入口から江戸川区の主要駅を通る、お帰りバスを運行します。
コースは3つ、Aコースは船堀・西葛西方面、Bコースは新小岩駅直通(2回)、Cコースは小岩・篠崎・瑞江方面となり、
公演終了10分後に正面玄関から発車します。
バスをご利用いただくには会場でチケットのお求めが必要になりますので、ロビーにてお買い求めください。
- 「幕見券」当日販売決定!
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「開演時間に間に合わない…」「もっと気軽に歌舞伎を見てみたい!」
そんな方にオススメな、三幕目『松浦の太鼓』からご入場いただける
お買得チケットです。
◆販売座席 1層席最後列(A席)
◆販売場所 大ホール入口当日券売り場
◆チケット価格 2,000円
◆販売開始時間 昼の部12:30 夜の部17:30(予定)
◆入場開始時間 昼の部12:40 夜の部17:40(予定)
◆ご鑑賞演目 『松浦の太鼓』 『粟餅』
※座席は1層席最後列(A席)のご案内となります。
※『ご挨拶』『晒三番叟』はご覧いただけません。
※『粟餅』のみのご鑑賞でも価格は変わりません。