東京生まれ。
幼少の頃より音楽を愛する家庭で育ち、高校在学中より、各種の作品を書き始める。
東京大学を卒業後、文化放送を経て開局1年前にフジテレビに入社し、ディレクターとして「ザ・ヒットパレード」などの番組を手がける傍ら作曲家としての活動も始めた。
「亜麻色の髪の乙女」「花の首飾り」「恋のフーガ」「学生街の喫茶店」など多くのヒット曲、CM音楽、東京・中山競馬場で使用されているファンファーレなど幅広いジャンルの音楽を手掛けている。
人気ゲームソフト「ドラゴンクエスト」の音楽を発売以来担当している。
青少年のオーケストラ入門になればと、オーケストラによる交響組曲「ドラゴンクエスト」のコンサートを続けている。交響組曲「ドラゴンクエスト」のシリーズは、東京都交響楽団、NHK交響楽団そしてロンドン・フィルハーモニー管弦楽団によって録音されている。
東京オリンピックの記念文化事業として1965年に東京都が設立。現在、プリンシパル・コンダクターをエリアフ・インバル(2014年3月まで。同4月より桂冠指揮者)、レジデント・コンダクターを小泉和裕(2014年3月まで。同4月より終身名誉指揮者)、プリンシパル・ゲスト・コンダクターをヤクブ・フルシャが務める。定期演奏会などを中心に、ティーンズとの「ジョイントコンサート」、年間約60回の音楽鑑賞教室、ハンディキャップをもつ方々のための「ふれあいコンサート」や地方公演など、多彩な活動に取り組んでいる。 1991年「京都音楽賞大賞」を受賞。2012年3月のインバル指揮「ショスタコーヴィチ:交響曲第4番」の演奏は、そのライヴCDとともに絶賛を博し、第50回レコード・アカデミー賞〈交響曲部門〉、第25回ミュージック・ペンクラブ音楽賞〈コンサート・パフォーマンス賞〉ならびに〈録音・録画作品賞〉を相次いで受賞。《首都東京の音楽大使》として国際的な評価を得ており、2014年10月に日本・スイス国交樹立150周年を祝う記念行事の一環で、ジュネーヴで公演を行う予定。2015年4月より第5代音楽監督に大野和士の就任が決まっている。略称:都響