◆小山 豊(おやまゆたか) 津軽三味線
幼少より津軽三味線小山流宗家の小山貢翁(祖父)に師事。日本最大流派のひとつである小山流の三代目として、国内・海外で演奏活動を行っている。2001、2002 年には、(財)日本民謡協会「津軽三味線コンクール」で優秀賞を連続受賞。2011年には自身が結成した津軽三味線ユニット、「OYAMA x NITTA」で、ニューヨーク・カーネギーホール主催のコンサートを成功させ、NY TIMES から称賛を受ける。2013年にはラテンアメリカ最大規模の音楽祭であるセルバンティーノ国際芸術祭(メキシコ)に招聘され、自身と同行するミュージシャンのコーディネートから公演内容のプロデュースまでを行い大きな成功をおさめた。同年12月には初のソロアルバム『OYAMAYUTAKA1』をリリース。2014年、小山豊邦楽TRIOでキューバをはじめとした中米ツアーを成功させる。古典以外でも、ももいろクローバーZ、石井竜也、嵐の14thアルバム『Japonism』のレコーディング&ツアー、第66回紅白歌合戦で石川さゆりなどの演奏に参加。その他、レコーディングやテレビ出演、指導など、活動の幅は広く多方面のジャンルにおいて活躍中である。
◆島 裕介(しまゆうすけ) トランペット
2002年から本格的にプロ活動開始。“歌うように吹く”独特のスタイルと柔らかで熱い音色がすぐに業界で評判となり、これまでに300タイトルを超えるアルバムに参加。近年発売の『名曲を吹く』シリーズ3作で全国世界ツアーを定期的に行い、ライフワークとなっている。2006年デビューのトランペットとピアノによるDUO編成のリーダーユニット"Shima & Shikou DUO"では、この編成としては異例のFujiRock07に出演、全国タワーレコードJ-JAZZチャート1位獲得など快挙を果たした。ソロプロジェクト"Silent Jazz Case"としてもオリジナルアルバムを2作リリース。 2010年iTunes限定でリリースされたカバーアルバム"Jazzin' R&B"は異例のロングヒットを記録(2010年間ジャズ部門1位)。それを機に数多くのジャズ系作品にプロデューサーとして関わる。現在、「等々力ジャズレコーズ」を主宰する。ジャンルを問わず国内外のアーティスト・バンド(エゴラッピン、畠山美由紀、Bluey(Incognito), 沖仁など)のツアー、録音、プロデュース、CM「そうだ京都行こう」2011年秋バージョンでのトランペット演奏、NHK紅白歌合戦でトランペットとトロンボーンセクションをすべて演奏・録音するなど、幅広い活動を行う。
◆齋藤純一(さいとうじゅんいち) ギター
23歳でギブソン・ジャズギター・コンテスト特別賞を受賞後、ソロ・ギタリストとしての活動を始める。 2011年3月に1st ALBUM『A Thousand Leaves』をWangan Music Recordsからリリース。ジャズをベースにしたギター作品ながらも、ジャズの範疇に収まらないポップでキャッチーなメロディセンスが評判を呼び、(「アコギやフルアコを使った味わい深いメロディーを聴くことができ、優れたメロディーメーカーとしての才も注目」 ※ギターマガジン2011年7月号から)スタジオジブリのカバーアルバム「ジブリカフェ」を始め、これまでに4枚のカバーアルバムもリリースする。BEAMSとのコラボレーションCDにギター、アレンジで参加等、サウンドの幅を広げ、様々なジャンルのトップアーティストと共演。東宝主催の新感覚音楽朗読劇サウンドシアター”eclipse(エクリプス)”の出演をきっかけに2015年ポスト邦楽BAND “ALIAKE”を結成。2月に渋谷JZ Bratより始動。11月にはALIAKE 1st ALBUM『Rapid Promotion』をリリース。その他にアーティストのライブサポート、レコーディング、楽曲提供、NHK World「Blends」ギター兼アレンジャー等、幅広い演奏活動を展開中。