佐藤恭子 Kyoko Satoh アルトサックス奏者、作編曲家
兵庫県姫路市出身。横浜国立大学在学中にアルトサックスとジャズに出会う。“横浜国立大学モダン・ジャズ・研究会”と“早稲田大学ハイ・ソサエティ・オーケストラ”に参加。池田篤氏に師事。 バークリー音楽大学及びロータリー財団から奨学金を獲得し、同大学へ留学。
バークリー音大では、ジャズ作曲科を専攻し、Ted Pease, Greg Hopkins, Phil Wilsonに師事。また、サックスをFrank Tiberi, Shannon LeClaire, George Gazoneに、インプロヴィゼーションをDave Santoro, Ed Tomassi, Hal Crookに、指揮法をValerie Taylorに師事。バンドリーダー、作編曲家として評価され、“トシコ・アキヨシ・アワード”を、演奏家として“ウッドウィンド・デパートメント・アワード”を受賞。JVCジャズフェスティバル等数々のジャズフェスティバルやコンサートに出演。
同大学を卒業後、NY及びボストンにて演奏活動及び、インストラクター、アレンジ提供等で活躍。マンハッタン、ハーレムのジャズクラブを中心に、数多くの第一線のミュージシャンと共演をかさねる。東京に拠点を移してからは、演奏家及び作編曲家として、ジャンルにとらわれず幅広く活躍し、ジャズシーンおよびクラブシーンにて、アルバムを2枚リリース。 2015年には、自身の主宰する「佐藤恭子リトルオーケストラ」名義で、アルバム「Momentary」「Everlasting」をダブルリリース、ジャンルにとらわれずユニークな音世界は、ラージアンサンブルの可能性を追求した作品として注目を集めている。 また、作家の辻仁成監督映像作品「Virtual Trip Paris」や、映画「ペゴロスの母に会いに行く」(第87回キネマ旬報、2013年公開の日本映画部門で第一位)などの映像作品や、企業PVやCMの(三菱地所、JFE製鉄所、楽天生命など)音楽制作なども行っている。