Ken-ichiro Kobayashi (Conductor)
東京藝術大学作曲科および指揮科の両科を卒業。1974年第1回ブダペスト国際指揮者コンクール第1位、特別賞を受賞。"プラハの春"、"アテネ"、"ルツェルン・フェスティヴァル"等、多くの音楽祭への出演やヨーロッパの一流オーケストラを多数指揮。東京都響、読売日響、日本フィルのヨーロッパ公演の指揮者、国際指揮者コンクール審査員、都響正指揮者、東響客演指揮者、京都市響常任指揮者、ハンガリー国立響音楽総監督・常任指揮者、チェコ・フィル常任客演指揮者、日本フィル音楽監督、マタヴ・ハンガリー交響楽団首席客演指揮者、アーネム・フィル常任指揮者などを歴任。ハンガリー政府よりリスト記念勲章、ハンガリー文化勲章、星付中十字勲章(民間人としては最高の勲章)、2010年にはハンガリー文化大使の称号を授与される。2011年文化庁長官表彰を受け、2013年秋の叙勲では旭日中綬章が授与された。現在、日本フィル桂冠名誉指揮者、ハンガリー国立フィル、名古屋フィル桂冠指揮者、読売日響の特別客演指揮者、九響の名誉客演指揮者、東京文化会館音楽監督、長野県芸術監督団音楽監督、東京藝術大学、東京音楽大学およびリスト音楽院名誉教授などを務める。
(c)浦野俊之
Yuya Mizuno (Violoncello)
1998年生まれ。東京都出身。6歳よりチェロを始める。
第83回日本音楽コンクールチェロ部門第3位。第13回東京音楽コンクール弦楽部門第1位及び聴衆賞。ソリストとしてサントリーホール、東京文化会館 などで、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラなどと共演。東京、静岡でソロリサイタルを開催。室内楽にも積極的に取り組み、数多くのコンサートに出演。
マスタークラスでは、ガブリエル・リプキン、ミハル・カニュカ、マリオ・ブルネロ、ミクローシュ・ペレーニの各氏のレッスンを受講。
桐朋学園大学音楽学部チェロアンサンブル・サイトウ奨学生。公益財団法人江副記念財団第45回奨学生。公益財団法人ローム ミュージック ファンデーション奨学生。
2016年3月、桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を首席卒業。桐朋学園音楽部門特待生として桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマ・コース2年在籍。
これまでにチェロを河地正美、常光聡、倉田澄子の各氏に師事。室内楽を原田幸一郎、北本秀樹、磯村和英、毛利伯郎、漆原啓子、山崎伸子の各氏に師事。
Japan Philharmonic Orchestra
1956年6月創立、楽団創設の中心となった渡邉曉雄が初代常任指揮者を務める。60年の歴史と伝統を守りつつ、“音楽を通して文化を発信”という信条に基づき、更なる発展を目指し質の高い音楽をお届けする「オーケストラ・コンサート」、音楽との出会いを広げる「エデュケーション・プログラム」、音楽の力で様々なコミュニティに貢献する「リージョナル・アクティビティ(地域活動)」という三つの柱で活動を行っている。
現在、首席指揮者ピエタリ・インキネン、桂冠指揮者兼芸術顧問アレクサンドル・ラザレフ、桂冠名誉指揮者小林研一郎、正指揮者山田和樹、ミュージック・パートナー西本智実という充実した指揮者陣を中心に演奏会を行っている。
2011年4月よりボランティア活動「被災地に音楽を」を開始。2017年3月末までに215公演を数え、現在も継続している。
オフィシャル・ウェブサイト http://www.japanphil.or.jp
(c)山口敦