江戸川区総合文化センター

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山田和樹(指揮)

1979年神奈川県生まれ。東京藝術大学指揮科で小林研一郎・松尾葉子の両氏に師事。2009年第51回ブザンソン国際指揮者コンクールに優勝し世界各地のオーケストラを指揮。2010年横浜文化賞文化・芸術奨励賞、2011年、出光音楽賞受賞。2012年、渡邉曉雄音楽基金音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞、文化庁芸術祭賞音楽部門新人賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞等を受賞。現在、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督兼音楽監督、スイス・ロマンド管弦楽団首席客演指揮者、日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者、横浜シンフォニエッタ音楽監督。多数のCDリリースの他、著書に『山田和樹とオーケストラのとびらをひらく』(アリス館)、「音楽の友」に『私的音楽論考』連載中。2016年11月7日、サントリーホールにて、自ら企画した「柴田南雄生誕100年・没後20年記念演奏会」を指揮し成功を収めた。この公演は平成28年度文化庁芸術祭大賞を受賞。また2015年から3年間かけて、Bunkamuraオーチャードホールにて、マーラーの交響曲全曲演奏会「山田和樹マーラー・ツィクルス」を成し遂げた。
 東京混声合唱団とは2004年以来、委嘱作品を含む定期演奏会から、全国各地での合唱公演、オペラ、オーケストラとの演奏、青少年を対象とした音楽鑑賞教室に至るまで200回を超える共演を重ねている。2014年4月、故・岩城宏之、田中信昭らの後を引き継ぎ音楽監督に就任。2016年4月理事長に就任。

東京混声合唱団(合唱)

1956年3月に創設された日本を代表するプロフェッショナル合唱団。創立時に掲げた目標は3つ。(一)楽しい雰囲気の演奏会を行う。(一)職業合唱団として成立させる。(一)日本の合唱曲を創る。今日もこの3つの目標を掲げながら演奏活動を行っている。主な活動は、東京、大阪での定期演奏会を中心として、各地方での特別演奏会、内外のオーケストラとの共演やオペラへの出演、青少年を対象とした鑑賞音楽教室、海外公演を含む年間200回の公演のほか、レコーディングやテレビ、ラジオへの出演がある。レパートリーは、創立以来行っている作曲委嘱活動で生まれた200曲を越える作品群をはじめ、全合唱分野を網羅。その他、各地の合唱団や青少年との合同演奏、指導者派遣、ワークショップ・解説付きコンサートも精力的に開催し、合唱音楽の向上、浸透、地域文化振興に寄与している。文化庁芸術祭大賞、サントリー音楽賞、中島健蔵音楽賞、音楽之友社賞、毎日芸術賞、京都音楽賞、レコード・アカデミー賞などを受賞。2014年4月より山田和樹が音楽監督を務めている。

東京混声合唱団ホームページ

鈴木慎崇(ピアノ)/関一郎(尺八)

◆鈴木慎崇(ピアノ)
東京藝術大学音楽学部卒業。第51回全日本学生音楽コンクール、第71 回日本音楽コンクールにて、それぞれ第1 位。また、リサイタル、FM、CDなどで数多くの演奏家と共演。国内外の音楽祭、コンクールにおいて公式伴奏者を務めるなど、伴奏、室内楽にも活動の場をひろげている。最近では、オーケストラの演奏会に鍵盤楽器奏者として度々出演している。
東京藝術大学、武蔵野音楽大学非常勤講師を務めたのち、現在、洗足学園音楽大学非常勤講師として、後進の指導にあたっている。


◆関一郎(尺八)
琴古流尺八を横山勝也氏に師事する。
NHK邦楽技能者育成会18期卒業。1975年パンムジークフェスティバル
「日本伝統楽器による現代演奏コンクール」独奏の部、第一位優秀賞受賞。以後国内外で演奏活動を始める。東京混声合唱団のアメリカ公演(1987年)、ヨーロッパ公演(1997年、2000年)、カナダ公演(2002年)においても「追分節考」(柴田南雄)を共演、栗友会合唱団、樹の会等とも国内、国外(中国、ヨーロッパ)で共演し1000回以上「追分節考」を演奏する。
近年Jordi Savall(ビオラダガンバ奏者)が企画する西洋古楽器による公演「フランシスコ ザビエル/東洋への道」に参加し2005年よりヨーロッパ(スペイン、フランス、ポーランド、ザルツブルグ等)で10回の公演に参加する。また作曲の分野でも活躍しており1995年及び99年には文化庁舞台芸術創作奨励特別賞受賞。第1回国立劇場作曲コンクール入選(1998年)。第2回国立劇場作曲コンクールで優秀作品賞受賞(1999年)。

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