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四世 梅若 実 玄祥

うめわか みのる げんしょう


観世流シテ方  日本藝術院会員  梅若六郎家56世現当主

1948年 東京生まれ。1951年 能『鞍馬天狗』子方にて初舞台、1979年 梅若六郎家当主継承。1988年 伍拾六世梅若六郎を襲名。2007年 日本藝術院会員拝命、2014年重要無形文化財(各個)指定保持者(人間国宝)認定。
2008年 徳川初期に活躍した梅若家中興の祖である九郎衛門玄祥の名を後世に残すため、345年ぶりに名跡復活、梅若六郎改め五拾六世 二代 梅若六郎玄祥を襲名。
2018年2月16日 、亡き父に三世 実を追贈し、梅若家の名跡 四世 実を襲名。
古典は基より能の復曲、新作能の上演に出演・演出するなど現代に生きる古典芸能としての能を支えている。海外への能の紹介にも意欲的に取り組み、各国に招聘されるなど、能の普及を努めている。


撮影:森山雅智

野村 萬斎

のむら まんさい


1966(昭和41)年生まれ。野村万作の長男。祖父故六世野村万蔵及び父に師事。重要無形文化財総合指定者。3歳で初舞台。東京芸術大学音楽学部卒業。国内外で狂言の普及を目指す一方、新しい演劇活動にも意欲的に取り組む。芸術祭新人賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、朝日舞台芸術賞、紀伊国屋演劇賞、芸術祭優秀賞、毎日芸術賞千田是也賞など受賞多数。世田谷パブリックシアター芸術監督。著書に「萬斎でござる」「MANSAI◎解体新書」(朝日新聞社)「狂言三人三様野村萬斎の巻」(岩波書店)「狂言サイボーグ」(日本経済新聞社/文春文庫)など。東京2020オリンピック・パラリンピック開・閉会式チーフ・エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター。

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