1974年 第1回ブタペスト国際指揮者コンクール第1位、特別賞を受賞。2002年プラハの春音楽祭では東洋人初のオープニング 「わが祖国」を指揮して万来の拍手を浴びた。
これまで国内外のオーケストラと共演を重ね、数多くのポジションを歴任。
現在、日本フィル桂冠名誉指揮者、東京藝術大学・東京音楽大学・リスト音楽院名誉教授他。
旭日中綬章、文化庁長官表彰、恩賜賞・日本芸術院賞、ハンガリー政府よりハンガリー国大十字功労勲章等を受賞。
写真:(c)山本倫子
1956年6月創立。楽団創設の中心となった渡邉曉雄が初代常任指揮者を務める。この歴史と伝統を守りつつ、さらなる発展を目指し、「オーケストラ・コンサート」「リージョナル・アクティビティ」「エデュケーション・プログラム」という三つの柱で活動を行っている。
首席指揮者ピエタリ・インキネン、桂冠指揮者兼芸術顧問アレクサンドル・ラザレフ、桂冠名誉指揮者小林研一郎、正指揮者山田和樹という充実した指揮者陣を中心に演奏会を行い、“音楽を通して文化を発信”している。
2011年4月よりボランティア活動「被災地に音楽を」を開始。2020年6月末までに294回を数え、現在も継続中。40年を超えて続く親子コンサート(夏休みコンサート)、九州全県をめぐる九州公演など、あらゆる人々へ、世代へ、地域へ、音楽の持つ様々な力を社会に活かしていくことを目指している。
毎週水曜日22時54分~23時、BS朝日『Welcomeクラシック』出演中。
オフィシャル・ウェブサイト https://www.japanphil.or.jp
公式Twitter @Japanphil
桐朋学園を経てギルドホール音楽院でニーマン教授に師事。卒業後、ミルシュタイン、リッチ、ギトリス等に師事し研鑽を積んだ。国内外でのコンクール優勝など数々の受賞歴あり。オーケストラと共演や音楽祭への参加、後進の指導などもさかんに行っている。93年4月より日本フィルのコンサートマスター、02年7月よりソロ・コンサートマスターに就任。使用楽器は恩師ルッジェーロ・リッチから譲り受けた1776年製ロレンツォ・ストリオーニ。