茨城県出身。6歳より津軽三味線を始め、幼少の頃より数々の津軽三味線大会で優勝し、純邦楽界で高い評価を得る。
国内外アーティストとのセッションは各方面から注目を集め、世界30ヵ国以上で公演を行っている。
内閣総理大臣主催の公式首脳晩餐会などでは日本を代表して演奏を披露。
近年はカザフスタンでの「2017年アスタナ万博」にてプロデュース公演を行い、中国では単独公演の実施や大型フェスへの出演も果たした。2020年ソロデビュー20周年を迎え、記念アルバムとして津軽五大民謡を三味線で綴る古典アルバム「TSUGARU」と矢野顕子とのコラボレーションユニット「やのとあがつま」のデビューアルバム「Asteroid and Butterfly」を同日リリースした。
伝統をふまえながら時代に応じた感性を加え、異ジャンルのアーティストや舞台、映画、ドラマ他、様々なシーンへの楽曲提供や共演など、その活動は国境を越えて津軽三味線の"伝統と革新"を追求し続けており、開拓の第一人者と言える存在だ。
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1998 年横浜生まれ。9 歳より箏を始め、カーティス・パターソン、沢井一恵の両氏に師事。
16 歳でくまもと全国邦楽コンクールにて史上最年少・最優秀賞・文部科学大臣賞受賞。
一躍脚光を浴び、2017年19 歳でメジャーデビュー。同年、東京藝術大学に入学。
「情熱大陸」「題名のない音楽会」「徹子の部屋」など多くのメディアに出演。セバスティアン・ヴァイグレ、井上道義、秋山和慶、東京フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団などと共演。
2021年4月には鈴木優人指揮・読売日本交響楽団との共演で、藤倉大委嘱新作・箏協奏曲を世界初演し、その模様を収録した最新アルバム「藤倉大:箏協奏曲」(DENON/日本コロムビア)が同年9月にリリースされた。
2019年出光音楽賞、神奈川文化賞未来賞受賞。
伝統を受け継ぎながら、箏の新たな魅力を追求する若き実力者として注目と期待が寄せられている。
江戸川区出身。江戸川区立平井東小学校、小松川第一中学校、都立小松川高校を卒業後、東京藝術大学入学、同大学大学院修了。在学中、皇居内桃華楽堂にて御前演奏会に出演。初代山本邦山に師事。安宅賞、江戸川区文化功績賞、松尾芸能賞新人賞、「季(TOKI)-冬-」で平成30年度文化庁芸術祭優秀賞、令和2年度(第71回)芸術選奨 文部科学大臣賞を受賞。これまでにCD、映像作品等多数発表。2020年にデビュー20周年記念アルバム「雙-SO-」をリリース。伝統音楽の演奏活動及び研究を行うと共に、マリンバ奏者SINSKEとのデュオ、妹尾武(ピアノ)、古川展生(チェロ)との「KOBUDO-古武道-」、尺八アンサンブル「風雅竹韻」などのユニット活動、映画「武士の一分」にゲスト・ミュージシャンとして参加したほか、野村萬斎、石井ふく子、三谷幸喜、四代目市川猿之助などの舞台音楽、吉永小百合氏の朗読アルバム「第二楽章 福島への思い」の音楽監修も手がける。NHK「にほんごであそぼ」にレギュラー出演、邦楽ジャーナルにて連載など多岐な活動を展開中。小学及び中学音楽教科書 (教育芸術社)の執筆・編集及び出演や後進の育成など普及・教育活動にも力を注ぐ。
現在、公益財団法人都山流尺八楽会所属・大師範。都山流道山会主宰。日本三曲協会、江戸川邦楽邦舞の会会員。東京藝術大学音楽学部准教授。
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