錦織健さんから、江戸川区総合文化センターの公演にいらっしゃるお客様へメッセージが届きました。
今回の公演は何か楽しいことが起こる予感がします!
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今回のリサイタルは、元東京フィルハーモニーのコンサートマスター、ヴァイオリニストの平澤仁さんをゲストにお迎えしました。
平澤さんとは数々のオペラで共演し苦楽を共にした戦友。さらには私と同じ志向を持つ似た者アーティストでもあるのです。
意気投合した末に私が彼のリサイタルをプロデュースさせていただいたこともありました。平澤仁さんはまさに私が最も敬愛するヴァイオリニストなのです。
そして全プログラムのパートナーをお願いした竹村浄子さんはソロや室内楽アンサンブルで活躍中の美人ピアニスト。今回初共演となり、とても楽しみです。
プログラムは私の定番の歌曲や日本の歌に始まり、ヴァイオリンのオブリガートが特色の名曲、グノー「ファウスト」のアリアをクライマックスと考えています。
さらにその後、世にも珍しい「アコースティックロック」に挑みます!
通常ロックはマイクで歌いますが、オペラ歌手はマイクを使わない。そしてロックの命はビート、しかしクラシック音楽にビートの刻みは存在しない。
だからクラシックアーティストがロックを演奏すると、マイク無しヴォーカルでビート無し、
すなわち生声ヴォーカルとピアノでパーカッションは無し。
これがアコースティックロック!
まさに邪道、まさに無謀…どうぞ笑って下さい、どうぞ怒って下さい。
でもやっちゃいます、だって好きなんだもん。
そう、さきに申しました平澤さんと私の共通な志向とは「クラシックもクイーンも好き」ってことでありました。
錦織健
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