東京藝術大学作曲科出身。オルケスタ・デ・ラ・ルスのピアニストとしての活動と並行しソロ活動を開始、現在まで12枚のオリジナルアルバムを発表する。自身のグループをはじめ、佐藤竹善(vo)との“SALT&SUGAR”、上妻宏光(三味線)との“AGA-SHIO”の活動や、世界的ジャズピアニスト小曽根真(p)との共演、渡辺貞夫(sax)、村治佳織(g)、古澤巌(vn)、今井美樹(vo)、矢井田瞳(vo)らとのコラボレートなど、活動のジャンル・形態は多岐に渡る。2014年9 ~10月、NHK Eテレ『趣味Do楽“塩谷哲のリズムでピアノ”』を担当、女優有森也実さんを生徒にリズムをテーマにしたピアノレッスンで話題になった。また、8月から年末に渡った「絢香 にじいろ Acoustic Live Tour」を全面的にサポート、プロデュースし各方面より絶賛を博す。2015年10月から放送のフジテレビドラマ『無痛-診える眼-』の音楽を担当。また2016年4月からNHK Eテレでスタートした、人間と人形による音楽パペットバラエティー番組『コレナンデ商会』の音楽を担当している。2012年4月より国立音楽大学講師。
2001年にSONY MUSICよりデビュー、10年間在籍。現在までにSONY他から10枚のリーダー作品をリリース。2004年のカメルーン出身のベーシストリチャード・ボナとのレコーディングを契機に、独自の方法論による指弾きスタイルを確立。ここ数年は様々な国を旅して得た影響、ワールドミュージック要素を自分の音楽に採り入れながら、世界を繋ぐ創作活動を続ける。2010年フレンチカリビアンのミュージシャンとレコーディングした「Jam Ka」発売。グアドループの民族音楽グオッカの太鼓(ka)がフィーチャーされたこの作品で独自の世界感を展開。同年にBLUE NOTE NY & TOKYOでリリースライヴをおこなう。2014年、ワールドジャズをテーマに「GNJ」を発表。リーダー作以外のコラボレーション、セッションにも積極的に取り組み「トニーモナコ、小沼ようすけ&ジーンジャクソン」名義で活動するストレート・アヘッド・ジャズに現代性を加味したオルガンジャズトリオも高い評価を得ている。2016年、Flyway LABELを設立。第一弾作品としてパリで録音された「Jam Ka」の続編、 「Jam Ka Deux」をリリース。GIBSON社、La Bella社エンドースメント・アーティスト。エレキギターの他にナイロン弦アコースティックギターも使用する。