演劇
HARUKAの"おうちでぶんか"しよ!#6
アナウンサーの森遥香さんが司会のyoutubeチャンネル 「HARUKAの"おうちでぶんか"しよ!」にて 人形劇俳優たいらじょうの世界 J・M・バリー原作「ピーターパン」 の紹介をいたしました。 特別クイズもございますので、是非森さんと一緒にお考えください。 江戸川区の地元ではお馴染み、近所の人気パン屋さんもご紹介しております。 是非是非ご覧ください~! ...
- youtube
- 演劇
2021年08月14日
- youtube
- 演劇
2021年08月14日
人形劇俳優・たいらじょうさんへのインタビュー【後編】
2021年8月22日(日)14:00に行われる 人形劇俳優たいらじょうの世界 J・M・バリー原作「ピーターパン」 ご出演のたいらじょうさんにお話を伺いました! 後編は、作品について、そして江戸川区についてです。ご覧ください。 【2】作品について ①作品選びで大切にしていることはどんなことですか。 あたりまえのことではあるのですが、人々が「共感」できる作品...ということを大切にしています。共感は感動を呼び起こします。舞台に現れる情景に、お客様が自分自身を投影することで物語は完成します。観客と共に創り上げる作品、それが舞台芸術なのです。 ②数ある作品のうち、今回の「ピーターパン」に取り組もうと思った理由を教えてください 「ピーターパン」は長年に渡り取り組みたいと思っていた作品でした。これほど世界中の子ども達に愛されている作品はほかにあるでしょうか...。「夢」と「冒険」、妖精、空飛ぶ子ども、人魚に海賊、インディアン...このキーワードには誰もがワクワクしてしまいます。 そんなファンタジー溢れる世界を、身近な素材やアイテムを使い、シンプルな舞台の中で夢いっぱいに描けないものか...、おままごとやごっこ遊びのような見立て芝居をプロフェッショナルが真剣に行う...、子ども達が帰宅後にも夢の遊びの続きをすぐに始めたくなるような舞台。そんな作品を目指しました。 J・M・バリーの原作は「子どもの心の素晴らしさ」を描いていることが注目されがちですが、秘められた重要なテーマとして「大人になることの素晴らしさ」を感じずにはいられません。今回の舞台ではそれらの要素も随所に散りばめています。 ③登場する人形や小道具等について教えていただけますでしょうか。 また制作する際に大切(こだわっていること)にしていることはなんですか? 今回は、傘やホウキなどの日用品を用いた見立て芝居の部分もございますが、新たに創作した人形や、特製のワゴンカートなど、楽しいアイテムも次々と登場します。何ヵ月もの時間をかけ、美術チームの皆さんと共に試行錯誤を繰り返しながら作成しました。 観客のイマジネーションを刺激する美術を心がけています。 あたりまえですが...人形の表情は変わりません。人形の表情は、お客様の心によって変化するのです。より、観ている方が色々な表情を感じられるよう、喜怒哀楽の全てを踏襲したような人形美術になるように心がけています。 ④今回の作品に登場する、さまざまな大道具・小道具を含めたマル秘アイテムの中で一番の推しは? あの日用品がコレを表現するのか!?...と驚いていただけることと思います。 「1枚の布」が見立て芝居によってあらゆる情景に変化する演出にもご注目です。 そのほかあれもこれも...、我が子に順位をつけられないのと同じように、私にとっては全てが推しです。 ⑤注目の場面はありますか? 年齢を重ね、大人になったウェンディの台詞に注目です。きっと、皆さんの心を温めてくれると思います。空飛ぶシーンの描写は誰もがワクワクできること思います。劇場でしか味わうことのできない臨場感ある演出が満載です。 ⑥共演者である人形たちへの思いを教えていただければ 共演者であり、分身であり、代弁者...。 願いを叶え、人と人を繋いでくれる存在です。私が物語を表現する上で、なくてはならない重要な家族です。 【3】江戸川区総合文化センターについて ①都内初公演についての意気込みと、上演地である江戸川についてご存じのことがあれば教えてください 都内での私の公演はなんと1年8ヵ月振りです。そんな久しぶりの都内公演で最新作をご覧いただけることが実に嬉しく、今から楽しみで仕方ありません。 皆さんにとって思い出深いひとときとなるよう、心を込め、精一杯演じさせていただきます!劇場で、お待ちしております。 江戸川区といえば、私のイメージは「子育て支援に手厚い町」という印象です。たくさんの子ども達の笑い声が聞こえてくるような、温かい活気を感じます。葛西臨海公園をはじめとする緑豊かな公園も数多く、お出かけしてみたいスポットがいっぱいです。そんなおでかけコースに、ぜひとも「江戸川区総合文化センター」を加えてもらいたいものですね。 ②江戸川での上演だけの特別な演出があれば教えてください 昨今の事情を鑑み、上演には細心の注意と対策を講じます。そんな対策をも、劇中のトピックとして取り入れ、今だからこその演出でお届けしたいと思っております。どんなレアな台詞が飛び出すか...、それは劇場でのお楽しみ! * * * * * * * * * * たいらじょうさん、素敵なお話をありがとうございました! 今だからこそのレアな台詞、とても楽しみですね。 都内初公演の 人形劇俳優たいらじょうの世界 J・M・バリー原作「ピーターパン」 ワクワクが溢れるたいらじょうさんの人形劇の世界をご覧ください! なお、チケットは予定枚数終了しました。 ...
- 演劇
2021年07月16日
- 演劇
2021年07月16日
人形劇俳優・たいらじょうさんへのインタビュー【前編】
2021年8月22日(日)14:00に行われる 人形劇俳優たいらじょうの世界 J・M・バリー原作「ピーターパン」 ご出演のたいらじょうさんにお話を伺いました! 前編は、たいらじょうさんご自身のことについてです。ご覧ください。 【1】人形劇俳優・平常さんについて ①なぜ<人形劇俳優>というジャンルを創られたのでしょうか? 「人形劇俳優」という肩書きは特段新しい呼称というわけではないんです。現代人形劇の世界では古くから使われている呼び名で、まだあまり知られていない分野のため、新鮮に思われる方が多いようですね。 人形を操りながら台詞も発する...人形遣いとしての資質・役者としての資質、両方を必要とする...という意味で、この「人形劇俳優」という肩書きはよく使われております。 私の人形劇の特徴を言葉で表すならば...、私も役者のひとりとして劇世界に参加している...という点でしょうか。人間が演じるお芝居の魅力、人形が演じるお芝居の魅力、それらを融合させたものが私の舞台です。 ②人形劇俳優に目覚めたきっかけとは? この世に生まれたときからです。きっかけがないのです。私は人形劇を演るために生まれてきたのだと思っています。両親の話によると、幼少期の頃から、テレビで放送される文楽に夢中になっていたようです。保育園での先生方による人形劇は最高の楽しみでした。その頃から、自作の劇や紙芝居を友人や家族の前で披露していましたね。 ③表現、演技、発声など、技術的なことの鍛錬で、オリジナルのことがあれば教えてください 人形劇は総合芸術のため、あらゆるスキルを必要とします。これまで学んだ日本舞踊、バレエ、パントマイム、声楽などなど...全ての要素・経験が人形劇の舞台で生かされています。10代の頃は日替わりで様々なレッスンやワークショップを受講する日々でした。そしてその学びは今でも続いています。永遠に終わることはないでしょう。 あらゆることを学び、自分自身の演技メソッドを確立し、それをまた人に伝授することで改めて学び直す...。新たなことに気が付く...。その繰り返しです。 「表現力」を磨く上での何よりもの要素となるのは人生経験です。人生で味わった一瞬一瞬の感動や苦悩を心にしっかりと刻み、それを芝居に生かす。人生と舞台は極めて直結しています。本当に幸せな仕事だなと日々感じています。 ④舞台を通して伝えたいことをぜひ教えていただけますでしょうか ひと言でお答えするなら「生きる喜び」でしょうか。作品ごとに伝えたいメインテーマは異なりますが、全作品に共通するのは、人間が生きることへの賛歌、リスペクトです。 子ども向け作品の全てに共通しているテーマは、「自分自身がもつ魅力と可能性の再認識」です。 大人向け作品については作品ごとに様々なテーマがあり、人間の毒の部分を刺激的に描いた作品もあります。そんな毒を描きつつも、隣り合わせに存在する清らかさも表現したいと思っています。 「未来を信じ、生きる糧となる芸術の提供」、それが私の活動理念です。 ⑤表現する人というのは、想像力をフル活動させていると思いますが、その源とは? 生きていること、それが全ての源です。 具体的な例をあげればキリがありません... 子ども達とふれあう、ごはんを食べる、友や家族と会話をする、寝る、起きる、太陽を感じ、雨の音を聞き、花を愛で、そよ風を感じる...。図書館や美術館、劇場に行く、旅をする、家に帰る。 ...と、色々ありますが、その中で、私が最も大切にしているのは「人とふれあうこと」ですね。そして、「劇場」という場所は、そんな人と人のふれあいを最高のかたちで実現してくれる素晴らしい場所なのです。リモートでは味わうことのできない、劇場内の温度が人々の熱気でフワッと上がるあの瞬間、一体感がたまりません。その瞬間に向けて創作を続けています。 * * * * * * * * * * 後編は作品についてや上演の舞台となる江戸川区についてお伺いいたします。 お楽しみに! ...
- 演劇
2021年07月16日
- 演劇
2021年07月16日