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2020年12月11日

えどぶんインタビュー Vol.1
画家 牧本 隆

地域とつながる

江戸川区で活躍する人々にお話を伺う「えどぶんインタビュー」。
記念すべき第一回は、江戸川区北小岩に生まれ江戸川区で育ち、
現在「くすのきカルチャーセンター」で「はがき絵」の講師をされている
生粋の江戸川区民 画家の牧本隆さんにお話を伺いました。

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画家紹介
牧本 隆 Makimoto Takashi

1950 東京都江戸川区北小岩生まれ
1977 渡仏
1982 パリ アカデミー・ゴエツ 入学
1986 エコール・デ・ボザール デッサン科 修了
1988 エコール・デ・ボザール 油絵科 修了
1990 「サロン・ドートンヌ」入選
1991 「サロン・ドートンヌ」入選
1992 「サロン・ドートンヌ」入選
2014 くすのきカルチャーセンターにて はがき絵の講師を務める

個展
1993 アートギャラリー、パリ
2000 山脇ギャラリー、東京都千代田区市ヶ谷
2002 山下画廊、東京都中央区銀座
2003 山脇ギャラリー、東京都千代田区市ヶ谷
2005 山脇ギャラリー、東京都千代田区市ヶ谷
この頃から木炭画をはじめ発表を江戸川区の大型施設や市川のガーデンギャラリーに移行する
2007 芳沢ガーデンギャラリー、千葉県市川市
2009 タワーホール船堀、東京都江戸川区船堀
2010 タワーホール船堀、東京都江戸川区船堀
2012 タワーホール船堀、東京都江戸川区船堀
2013 芳沢ガーデンギャラリー、千葉県市川市
2015 「木炭画展」タワーホール船堀、東京都江戸川区船堀
2016 芳沢ガーデンギャラリー、千葉県市川市
2019 「水辺の風景」江戸川区総合文化センター、東京都江戸川区中央


●画家になったきっかけ
20代の時にたまたま旅行へ行ったパリで同じくらいの歳の画家や詩人と
友人になったのですが、皆将来の夢や野望を語るんです。そして、必ずこう聞かれました。
「お前には(一芸として)何があるんだ?音楽か?絵画か?」
パリとは、人は皆何か一芸を聞かれる風土なのかもしれません。
何かを志したり自信があることが羨ましくなり、
パリの街並や美術館をみて、「絵を描きたいな」と思いました。

●好きな江戸川の風景・場所
フランスの美術学校から帰国して江戸川区を歩いたとき、
電信柱ばかりでなかなか描きたい風景が見つかりませんでした。
そんな時、江戸川の河川敷を歩き「あぁ、ここだ」と思いました。
牧歌的で田園風景に似ていて、自然がたくさん残っている。
今でもこんな場所が残っていたのかと思いました。

●絵を通して伝えたいこと
絵画は「風」や「温度」を表現できません。
だからこそ、作品を観た人が風や温度を感じられるよう特に意識して描いています。
風景画を観た時は「表現できないもの」や「目に見えないもの」を感じてほしいです。

●描くときのポイント
生徒に必ず言うことは、「自分の目で見なさい」。
目の前の花瓶の花ではなく、それを撮った写真を見て描こうとするんです。
その方が拡大してよく見えるからって。
でもそれだと、本物の花の瑞々しさや美しさや香りを感じることができない。
描いた人が感じていないと、観た人にも伝わらないです。

●今回の作品展について
このレストランに来て、天井の高さ・広さと大きな窓が良いと思いました。
この空間をどうしたら生かせるか考えて、水彩画では太刀打ちできないと思い
油彩画を選びました。
これらの作品は30代の時パリで描いたものです。
外にイーゼルを立てて、実際の風景を見ながら描きました。
現地の空気や見えるもの・感じるものを表現しましたので、それが伝わったら嬉しいです。

牧本先生の作品は、2020年11月16日(月)~2020年12月27日(日)の間
レストランギャラリー百花百兆にて展示しておりました。

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牧本先生、貴重なお話をありがとうございました!

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