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えどぶんインタビュー

えどがわ文化コンシェルジュ

えどぶんインタビュー Vol.5
柳家あお馬

江戸川区で活躍する人を紹介する「えどぶんインタビュー」。 第5回目は、2021年4月25日(日)に江戸川区総合文化センターの和室で 「柳家あお馬のサクッと落語『サクらく』」を開催する落語家、柳家あお馬さんにお話を伺いました。 ※4月25日(日)は緊急事態宣言発令に伴い中止となりました。 次回は6月13日(日)に開催します。 ー ー 柳家あお馬 プロフィールー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 柳家あお馬 師匠(五代目)柳家小せん 1989年7月10日生まれ 神奈川県大和市出身 血液型:AB型 趣味:銭湯巡り ドライブ 芸人  特技:野球 楽屋働き 玉結び 2014年6月 入門 2015年5月 楽屋入り。正式に寄席で前座働きを始める 2019年2月 二ツ目昇進 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ●柳家あお馬さんご自身について教えてください。 神奈川県の大和市に大学卒業まで住んでいて、うちの師匠の柳家小せんが板橋区に住んでいたので、入門と同時に板橋区へ。 去年、結婚を機に葛飾区へ引っ越しました。 今は、同じ大和市出身の先輩と一緒に勉強会を開いていますが、ゆくゆくは師匠たちが出てるような、大きなホールで落語ができるようになりたいと思っています。 ●江戸川区で活動を始めたきっかけは? 引っ越しを機に、地域に根差した活動をしたい、近隣住民との交流を大切にしたいという思いから、住まいに近い江戸川区でも活動をしようと思いました。 ●2014年に入門、前座修行はどのようなことをされていましたか? 師匠のところに住み込みで入る弟子も居れば、通いで入る人もいて、僕の場合は通いでした。 柳家小せんの所では簡単なお手伝い程度だったんですけど、大師匠(鈴々舎馬風)もご健在なので、そちらにもお手伝いに行くんです。だんだん、大師匠の比重が大きくなって...気が付くと大師匠の運転手をすることが多くなっていました。10日あれば6日運転していたり(笑) 大師匠を乗せるので、絶対に道は間違えられない。事前にレンタカーで予定地まで走って、迷わないようにしていました。 ●前座修行で思い出に残っているエピソードなどはありますか? 大師匠(鈴々舎馬風)がテレビ局へ収録に行く際、付き人として行きました。 楽屋でテレビを適当なチャンネルで点けていたら、「寄席で扱うのは不倫ネタなんだから、不倫報道とか大衆的な話には常にアンテナを張っていないと」と。「いつもこの時間は8チャンなんだ!」と叱られたんですけど、考えてみたら場所がテレビ東京(7チャンネル)の局で...、テレビ東京の楽屋廊下に「8チャンだろうが!」と怒号が響き渡っていました(笑) ●特技に「玉結び」とありますが、これはどんな特技でしょうか? 前座修行の頃の着物は安いもので、壊れたり擦り切れたりすることを前提に着ています。 太ってしまうと、着物の背中の縫い目が座った際に引っ張られ、裂けてしまうことがあるんです。僕の場合それが多くて。自分で繕ううちに、縫い終わりの狙った位置にぴったり「玉結び」ができるようになりました。 人生に何の役にも立たない特技ですけどね(笑)誰にも知られないのももったいないと思って、ホームページに載せています。 *修繕が難しいものは業者さんに依頼をして、直してもらうそうです。(クリーニングでは糸を解いて、布に戻してから綺麗にする場合もあるそうです) ●落語会以外にも様々な活動をされていますが、最近はどんなことをされましたか? 東京都のアーティスト等の支援活動「アートにエールを!」の募集があったので、落語の動画公開をお試しの感覚でやってみました。でも、やっぱり編集に時間がかかってしまって...。 最近は先輩方や後輩で配信落語に移行していってる人も多いんですけど、動画制作は一から極めていかないと納得のいく仕上がりにならないんです。ただ、そこに時間を費やすのであれば、もっと噺を覚えたりしたいので。(動画制作は)しばらくはいいかな。 宣伝という意味ではありだとしても、落語のメインは生で。しっかりと教わったものをお客さんに楽しんでいただけるようにしていきたいですね。 ●2月に「柳家あお馬のサクッと落語『サクらく』」を開催されてみていかがでしたか? すべて一人でやってみようと企画したのですが、受付をしていた人がそのまま高座にあがるというのは難しかったですね。運営と出演する人はそれぞれ役割を分けた方が、会もスムーズにできるというのを肌感覚で学びました。ひとりでやろうと思い立ったのは、密を避けよう、というのがきっかけです。制限がある中でできる落語会の形を作れたらいいなという気持ちがあり、始めました。 ●落語をやっていてうれしいとき、魅力を感じるときはどんな時ですか? お客様が生き生きした表情で帰られる時があって、そんな会ができるとやっていてよかったと思います。 落語という素材があって、それを活かせた時の達成感とか、そういったことに魅力を感じます。 ●今後の展望をお聞かせください。 落語会をやることもですが、噺を教わることをこの1、2年間で増やしていこうかと思っています。 コロナ禍が終わるころには自分の中に引き出しが増えていればいいなと思っていて、今はその引き出しを増やす期間ですね。 近い目標としては、地域の方たちとの交流を大事にし、コンスタントにお客さんを呼べるようになりたいです。 ゆくゆくは、真打になる頃にいろいろな素養を兼ね備えた存在でありたい。お客さんが見た時に、面白かった、見に来てよかったと思ってもらえるような落語家に。落語を個性で上塗りするんじゃなくて、噺そのものが持つ良さをちゃんと伝えられるような芸風を目指したいです。 ●公演情報 ◆柳家あお馬のサクッと落語『サクらく』◆ 日 時  6月13日(日) 14:00開演 会 場 江戸川区総合文化センター 和室 入場料 500円 出 演 柳家あお馬 お問合せ aobayanagiya@yahoo.co.jp ◇柳家あお馬さんよりコメント◇ 初心者の方も大歓迎です。落語を知らないまま、ぜひ気軽にお越しください。 師弟関係のことや、落語のことなどご質問にもお答えします! 柳家あお馬さん、貴重なお話をありがとうございました! 最新情報は公式ホームページよりご覧ください! 柳家あお馬 公式ホームページ ...

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2021年04月21日

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2021年04月21日

えどがわ文化コンシェルジュ

えどぶんインタビュー Vol.4
江戸川フィルハーモニーオーケストラ

江戸川区で活躍する人へお話を伺う「えどぶんインタビュー」。 第4回目は、4月18日(日)に定期演奏会を行います「江戸川フィルハーモニーオーケストラ」(以下:江戸フィル)の団長 根本秀樹さんです。根本さんは江戸フィルの団長の他に、江戸川区音楽協議会や江戸川区吹奏楽連盟の会長などを務められています。そんな根本さんに、中学生から続けていらっしゃるご担当楽器:トロンボーンや音楽のことなど、色々なお話をお伺いしました! ー ー 江戸川フィルハーモニーオーケストラとは ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 江戸フィルは、江戸川区内を中心に活動しているアマチュアオーケストラです。 江戸川区民はもちろんのこと、都内・近県在住の方も含めた団員で構成されています。 主な活動は、春の「定期演奏会」、6月の「ファミリーコンサート」、秋の「定期演奏会」、 年末の「江戸川区音楽祭」出演などです。 特にここ数年は演奏会に来て下さるお客様も増加傾向にあり、音楽監督の山下進三先生をはじめとする素晴らしい音楽家・指揮者の先生方や「江戸フィルを支え・音楽を楽しむ会」にも支えられ、ますます仲良く活発な活動を続けています。 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ●ご担当楽器であるトロンボーンの魅力や、難しいと感じるところはどこですか? トロンボーンって基本的にハーモニー楽器なので、他の楽器と合わせて揃ったときのハーモニーが心地良いんです。私はバストロンボーンを吹いていますが、音が低いので倍音が上に沢山あって、響きが豊かなところが魅力ですね。 難しいところは、トロンボーンってギターでいうフレットが無いんですよね。トランペットはこの音はここを押すって決まっていますが、トロンボーンはそれがありません。弦楽器もそうですよね。私は大学生のとき入っていたオーケストラで、トロンボーンの出番がないときはヴァイオリンも弾いていたんですが、弦楽器は弦を押さえる指の角度で音が変わっちゃうじゃないですか。そういう音が決まってないところが初心者からすると難しいかな、と思いますね。 ●音楽が好きだと感じる瞬間はどんなときですか? やっぱり皆で一緒に合奏して1つの音楽を作っていくときですかね。 合奏って、少人数でも集まってやれば楽しいし、自分のパートの面白さも出てくる。個人練習や基礎練習も必要だけど、それは皆で合わせるための練習。個人練習だけずっとやっていても、私はきっとつまらないでしょうね。 ●"江戸フィル"は、どんなオーケストラだと思いますか? 区から助成をいただいているので、恵まれているオーケストラです。トレーナーや指揮者の先生も、一流のとても良い方が来てくれます。現在音楽監督をされている山下進三先生は日フィルの元ヴィオラ奏者で、その方の紹介で著名な指揮者さんを呼んでいただいています。因みに、江戸フィルの木管楽器トレーナー和久井仁さんはN響のオーボエ奏者ですが、高校生のとき江戸フィルで演奏していたんですよ。 ●4月18日に控えている第39回定期演奏会の聴きどころはどこですか? 今回は、「第4回水と緑のまち江戸川新進音楽家コンクール」で優勝したヴァイオリオン奏者の二上りか子さんをお招きしています。江戸川区音楽協議会の会長としても、二上さんの演奏には注目していただきたいです。 ●根本さんにとって、音楽とはなんですか? 自分の活力であり、人生を豊かにするものです。 根本さん、興味深いお話をありがとうございました! 第39回定期演奏会のチケットをお求めの際は、 江戸川フィルハーモニーオーケストラホームページをご覧ください。 ...

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2021年04月01日

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2021年04月01日

えどがわ文化コンシェルジュ

えどぶんインタビュー Vol.3
タワーホール船堀事業担当 江澤みゆきさん
ハーモニカ奏者 寺澤ひろみさん

毎回、江戸川区で活躍する人を紹介する「えどぶんインタビュー」。 第3回目は、2021年3月20日(土・祝)にタワーホール船堀で開催される「Anniversaire(アニヴェルセル)~ハーモニカコンサート~」の公演企画を担当している江澤みゆきさんと出演者であるハーモニカ奏者の寺澤ひろみさんに公演を中心にお話を伺いました。 江澤さんは、タワーホール船堀で公演企画を担当されるようになってから7年目で、寺澤さんは、江戸川区出身の世界で活躍する演奏家です。お二人の出会いは10年前、タワーホール船堀で開催された公演がきっかけでした。 そんなお二人が手掛ける今回の公演とは?また思いとは? 「公演を楽しみにしている皆様へ素敵な時間を贈りたい」 江澤さん:令和2年度は、予定していた主催公演が新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、全て中止となってしまいました。コロナ禍ではありますが、感染防止対策を講じた上で、演奏家の方の支援とともに公演を楽しみにしている皆様へ素敵な時間をお贈りすることが出来ればと思い企画したものです。 寺澤さんとは、平成23年に当館にてコンサートを開いていただいて以来のお付き合いで、平成26年の主催公演を経て、今回が3回目となります。 これまでに、寺澤さんのハーモニカを中心にピアノや弦楽四重奏、お箏、琵琶など、様々な楽器とのコラボレーションで素晴らしい演奏をしていただきました。また、ハーモニカを4台重ねて演奏されることもあり、さすが、世界大会で優勝された技術の高さを実感しています。今回も素晴らしい演奏を披露してくださると、確信していますし、寺澤さんは江戸川区のご出身なので、ぜひ、区民の方に寺澤さんのハーモニカの音色をお届けできればと思っています。 江澤みゆきさん タワーホール船堀勤務 管理事務所 自主事業に従事 「ハーモニカのオリジナル曲の世界初演」 寺澤さん:江澤さんはアーティストをいかに輝かせるかということに心を砕いてくださる方で、心から信頼しています。また、タワーホール船堀は演奏家として活動を始めた頃に公演をさせていただいたことのある、ご縁の深い施設です。 今回の公演は、皆様にハーモニカの音色の素晴らしさを届けるとともに、プロ生活20周年の記念コンサートでもあります。今までを振り返りながら、新しいことに挑戦したいと思い、作曲家の西澤健一さんに委嘱したハーモニカのオリジナル曲を2曲初演いたします。 複音ハーモニカのための曲「蔦の門」とクロマティックハーモニカのための曲「ハーモニカとピアノのための小ソナタ」です。この複音ハーモニカとクロマティックハーモニカは似て非なるもので、例えるならヴァイオリンとヴィオラのようなものです。2つのハーモニカのオリジナル曲を同一奏者が行うのは、恐らく日本では私が初めてだと思います。作曲をお願いした西澤さんは歴史的仮名遣いを歌曲に取り入れるなど、文学的な作品作りをされる方で、私の好きな複音ハーモニカの世界感、空気感と共通点を感じています。 今回の作品はとても美しい響きの現代音楽に仕上りました。"ハーモニカと言えばこの曲"と言っていただけるように、大事にしていきたい作品です。 「ソーシャルディスタンスを演出に取り入れて」 寺澤さん:プログラムの中でハーモニカのアンサンブルも披露したいと思っていました。コロナ禍では、舞台上でも感染防止対策を講じる必要があります。そこで、ソーシャルディスタンスを生かした演出を考えました。 公演のチラシのデザインをお願いした境界剪画作家の杵淵三朗さんの繊細かつ大胆な作品と照明、映像のコラボレーションが舞台を彩ります。 どんなステージになるのかは観てのお楽しみ、コロナ禍だからこそ形にできたステージをぜひ、ご覧ください。 寺澤ひろみさん ハーモニカ奏者 東京都江戸川区出身 明治大学文学部卒 クロマティックハーモニカを竹内直子氏に師事 父の急逝をきっかけに独学で複音ハーモニカを習得 日本ハーモニカ芸術協会師範 全日本ハーモニカ連盟理事 コンサートのタイトルにある「Anniversaire(アニヴェルセル)」は、フランス語で"記念日"。 プロの演奏家として活動を始めて20周年になる寺澤さんですが、ハーモニカ奏者になる契機と その魅力について聞いてみました。 寺澤さん:父がハーモニカ奏者でしたので、幼い頃からハーモニカの音色に囲まれて育ちました。ハーモニカ奏者になれと言われたことはありませんが、高校3年生で進路を決める頃、江戸川区総合文化センターで行われた「明治大学ハーモニカソサエティー」の定期演奏会を聴いたのがご縁で同大学に進学、ハーモニカを主体にしたサークルに入部したことも契機の1つと言えるかもしれません。ですが、大学3年生の2月に父が亡くなり、納骨が終わった後、父の部屋の棚にあったハーモニカと目が合い、1曲だけのつもりで始めたはずの複音ハーモニカで、その年の10月にドイツで行われた「ワールドハーモニカフェスティバル2001年」で優勝。就職と演奏の二足の草鞋は履けないとハーモニカ奏者の道に進むことを決めました。 父からハーモニカのレッスンを受けたことはありませんが、目と耳に残る父の演奏、舞台での振る舞いが常に模範であり基準です。今の私があるのは父の演奏を聴いていたおかげですし、日常で父が聴いていた音楽、何気なく話してくれた音楽の話、それらのすべてが教えとして私の中に息づき、現在の演奏家人生を支えてくれています。 「ハーモニカは歌よりも歌える楽器」 寺澤さん:現在、ハーモニカは大きく分けて3つの種類が主流で使われています。半音階を奏でるクロマティックハーモニカ、ブルースカントリー系の曲に使われるブルースハープと呼ばれる、吹く穴が10個の小型のハーモニカ、そして、複数の音を同時に鳴らすことができる複音ハーモニカです。 ハーモニカの魅力は第一にその音色で、特に複音ハーモニカは楽器の構造上、微妙にビブラートがかかり郷愁を誘う音色が特徴です。また、世界でもめずらしく「吸っても音が出る」楽器のため、吹いた時と吸った時に出る微妙な音の加減で感情を表現することができる「歌よりも歌える楽器」だと私は思っています。ハーモニカは簡単なようでとても奥深い楽器です。 ぜひ、多くの方に楽しんでいただきたいと思っています。 愛用のハーモニカ 世界的ハーモニカの巨匠、佐藤秀廊考案のモデルで父親から譲り受けた40年前に作られたもの。 現在、寺澤さんが使用されているハーモニカの9割が父親のもの。 ハーモニカ奏者としてのスタートは成り行きのようなものだったと話される寺澤さんですが、 そこには才能と並々ならぬ努力、そしてハーモニカへの愛を感じます。 今回のように素敵な出演者を招いて公演を企画されている江澤さんは、企画をされる時にどんなことを大切にしているのでしょうか。 「楽しいひとときを感じていただきたい」 江澤さん:事業企画は毎年コンセプトを決めて内容の選定をしています。 企画の際に心掛けていることは、伝統・クラシック・ポップスなど、ジャンルを問わず新しい分野も取り入れながら、ご来場くださるお客様が楽しいひとときを過ごしていただけること、感じていただけることを第一に考えています。また、今回の公演のように、江戸川区出身やゆかりのある方を積極的に誘致し、皆様にご紹介していきたいと考えています。 タワーホール船堀では、どなたでも無料で観望できる展望塔があり103mの展望室からは360°のパノラマをお楽しみいただけます。また、令和3年度の主催公演は、5月22日(土)開催予定の「神田伯山独演会」が最初となり、その後もクラッシックポップスなど、人気の公演が目白押しです。 最後にお二人に、江戸川の魅力・おすすめスポットについて聞いてみました。 江澤さん:江戸川区には金魚の養殖や小松菜の栽培という特徴の他に、様々な伝統工芸を受け継いでいる方がいらっしゃいます。 江戸扇子・江戸表具・江戸風鈴など、素晴らしい工芸品の製作をされていて国内外でご活躍されています。 寺澤さん:季節がよいと区内にいくつかある親水公園沿いを散歩することがあります。 時には子ガモちゃんの可愛らしい姿を見ることができ、心の潤いになります。 また、特に夜ですが首都高速湾岸線を西方面から戻ってくる時に、花と緑の観覧車のライトアップが見えると、帰ってきたなと感じます。 喜ばれる公演を届けたい江澤さんとハーモニカという楽器の魅力を伝える活動を続けている寺澤さん、二人の思いが詰まった公演がとても楽しみです! 〇タワーホール船堀ホームページ https://www.towerhall.jp/ 〇寺澤ひろみさん公式ホームページ http://www.terasawahiromi.com/ ...

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2021年03月11日

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2021年03月11日

えどがわ文化コンシェルジュ

えどぶんインタビュー Vol.2
江戸川区少年少女オーケストラ

江戸川区で活躍する人へお話を伺う「えどぶんインタビュー」。 第2回は、1月17日(日)に定期演奏会を行いました 「江戸川区少年少女オーケストラ」の団長 長谷川広美さんと オーケストラ団員の皆様にお話を伺いました。 上の画像は、グリーンパレスのホールにて練習をしているところです。 - - 江戸川区少年少女オーケストラとは - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 区内の小・中・高校生の健全育成と音楽を愛する青少年の可能性を広げ、 江戸川区の音楽文化のすそ野を広げることを目的に2008年9月に結成されました。 2020年12月現在、休団中の団員も含め小学6年~大学3年生まで 総勢15名で活動しています。ただ今、団員募集中です♪ 今年度、12月の音楽祭や3月のバレエフェスティバルは中止になりましたが、 今後も目標に向かって目覚ましい成長を遂げる少年少女オーケストラの音楽を お届けできるよう、団長以下一丸となって頑張っています。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ●演奏をしていて楽しいと思う時は、どんな時ですか? 指揮者やコンサートマスター、同じパートの奏者と呼吸があった時です。 それと、ゆったりとしたメロディに和音を重ねる時や、自分が練習したところが 綺麗に弾けた時も楽しいです。指揮者に褒められた時には達成感を感じます。 ●定期演奏会の曲は、どのようにして決めているんですか? 団員の希望を聞きつつ、団長・副団長・音楽監督で決めています。 ●第11回定期演奏会で展示した「調べ学習」について教えてください。 今年度はコロナウイルスの影響があり、練習の回数が減ってしまいました。 そこで「調べ学習」として、今回の定期演奏会で演奏するドヴォルザーク作曲 交響曲第9番「新世界より」に関連した事で、 団員がそれぞれ課題を決めて調べたことをまとめ、演奏会当日に小ホールホワイエにて掲示し、 代表者がステージ上で発表しました。 ●定期演奏会に向けての意気込みをどうぞ!(団員さん3名に伺いました!) (定期演奏会前にインタビューを行いました) ・今回は、トロンボーン、パーカッション、研究発表と盛りだくさんですが、1つ1つのことを着実にこなしていきたいです。 ・私は受験生なので、受験勉強があってあまり全体練習に参加できませんでしたが、緊張せず、皆さんと楽しく演奏できたらと思っています。 ・コロナ禍で練習が思うようにできなかったからこそ、1回の練習が貴重に思えました。 定期演奏会では、誰よりも音楽を楽しみ、お客様にも届くことを願っています! 江戸川区少年少女オーケストラの皆様、ありがとうございました!...

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2021年01月09日

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2021年01月09日

えどがわ文化コンシェルジュ

えどぶんインタビュー Vol.1
画家 牧本 隆

江戸川区で活躍する人々にお話を伺う「えどぶんインタビュー」。 記念すべき第一回は、江戸川区北小岩に生まれ江戸川区で育ち、 現在「くすのきカルチャーセンター」で「はがき絵」の講師をされている 生粋の江戸川区民 画家の牧本隆さんにお話を伺いました。 画家紹介 牧本 隆 Makimoto Takashi 1950 東京都江戸川区北小岩生まれ 1977 渡仏 1982 パリ アカデミー・ゴエツ 入学 1986 エコール・デ・ボザール デッサン科 修了 1988 エコール・デ・ボザール 油絵科 修了 1990 「サロン・ドートンヌ」入選 1991 「サロン・ドートンヌ」入選 1992 「サロン・ドートンヌ」入選 2014 くすのきカルチャーセンターにて はがき絵の講師を務める 個展 1993 アートギャラリー、パリ 2000 山脇ギャラリー、東京都千代田区市ヶ谷 2002 山下画廊、東京都中央区銀座 2003 山脇ギャラリー、東京都千代田区市ヶ谷 2005 山脇ギャラリー、東京都千代田区市ヶ谷 この頃から木炭画をはじめ発表を江戸川区の大型施設や市川のガーデンギャラリーに移行する 2007 芳沢ガーデンギャラリー、千葉県市川市 2009 タワーホール船堀、東京都江戸川区船堀 2010 タワーホール船堀、東京都江戸川区船堀 2012 タワーホール船堀、東京都江戸川区船堀 2013 芳沢ガーデンギャラリー、千葉県市川市 2015 「木炭画展」タワーホール船堀、東京都江戸川区船堀 2016 芳沢ガーデンギャラリー、千葉県市川市 2019 「水辺の風景」江戸川区総合文化センター、東京都江戸川区中央 ●画家になったきっかけ 20代の時にたまたま旅行へ行ったパリで同じくらいの歳の画家や詩人と 友人になったのですが、皆将来の夢や野望を語るんです。そして、必ずこう聞かれました。 「お前には(一芸として)何があるんだ?音楽か?絵画か?」 パリとは、人は皆何か一芸を聞かれる風土なのかもしれません。 何かを志したり自信があることが羨ましくなり、 パリの街並や美術館をみて、「絵を描きたいな」と思いました。 ●好きな江戸川の風景・場所 フランスの美術学校から帰国して江戸川区を歩いたとき、 電信柱ばかりでなかなか描きたい風景が見つかりませんでした。 そんな時、江戸川の河川敷を歩き「あぁ、ここだ」と思いました。 牧歌的で田園風景に似ていて、自然がたくさん残っている。 今でもこんな場所が残っていたのかと思いました。 ●絵を通して伝えたいこと 絵画は「風」や「温度」を表現できません。 だからこそ、作品を観た人が風や温度を感じられるよう特に意識して描いています。 風景画を観た時は「表現できないもの」や「目に見えないもの」を感じてほしいです。 ●描くときのポイント 生徒に必ず言うことは、「自分の目で見なさい」。 目の前の花瓶の花ではなく、それを撮った写真を見て描こうとするんです。 その方が拡大してよく見えるからって。 でもそれだと、本物の花の瑞々しさや美しさや香りを感じることができない。 描いた人が感じていないと、観た人にも伝わらないです。 ●今回の作品展について このレストランに来て、天井の高さ・広さと大きな窓が良いと思いました。 この空間をどうしたら生かせるか考えて、水彩画では太刀打ちできないと思い 油彩画を選びました。 これらの作品は30代の時パリで描いたものです。 外にイーゼルを立てて、実際の風景を見ながら描きました。 現地の空気や見えるもの・感じるものを表現しましたので、それが伝わったら嬉しいです。 牧本先生の作品は、2020年11月16日(月)~2020年12月27日(日)の間 レストランギャラリー百花百兆にて展示しておりました。 牧本先生、貴重なお話をありがとうございました! ...

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2020年12月11日

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2020年12月11日