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2021年04月01日

えどぶんインタビュー Vol.4
江戸川フィルハーモニーオーケストラ

えどがわ文化コンシェルジュ

江戸川区で活躍する人へお話を伺う「えどぶんインタビュー」。
第4回目は、4月18日(日)に定期演奏会を行います「江戸川フィルハーモニーオーケストラ」(以下:江戸フィル)の団長 根本秀樹さんです。根本さんは江戸フィルの団長の他に、江戸川区音楽協議会や江戸川区吹奏楽連盟の会長などを務められています。そんな根本さんに、中学生から続けていらっしゃるご担当楽器:トロンボーンや音楽のことなど、色々なお話をお伺いしました!

ー ー 江戸川フィルハーモニーオーケストラとは ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
江戸フィルは、江戸川区内を中心に活動しているアマチュアオーケストラです。
江戸川区民はもちろんのこと、都内・近県在住の方も含めた団員で構成されています。
主な活動は、春の「定期演奏会」、6月の「ファミリーコンサート」、秋の「定期演奏会」、
年末の「江戸川区音楽祭」出演などです。
特にここ数年は演奏会に来て下さるお客様も増加傾向にあり、音楽監督の山下進三先生をはじめとする素晴らしい音楽家・指揮者の先生方や「江戸フィルを支え・音楽を楽しむ会」にも支えられ、ますます仲良く活発な活動を続けています。
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●ご担当楽器であるトロンボーンの魅力や、難しいと感じるところはどこですか?
トロンボーンって基本的にハーモニー楽器なので、他の楽器と合わせて揃ったときのハーモニーが心地良いんです。私はバストロンボーンを吹いていますが、音が低いので倍音が上に沢山あって、響きが豊かなところが魅力ですね。
難しいところは、トロンボーンってギターでいうフレットが無いんですよね。トランペットはこの音はここを押すって決まっていますが、トロンボーンはそれがありません。弦楽器もそうですよね。私は大学生のとき入っていたオーケストラで、トロンボーンの出番がないときはヴァイオリンも弾いていたんですが、弦楽器は弦を押さえる指の角度で音が変わっちゃうじゃないですか。そういう音が決まってないところが初心者からすると難しいかな、と思いますね。

●音楽が好きだと感じる瞬間はどんなときですか?
やっぱり皆で一緒に合奏して1つの音楽を作っていくときですかね。
合奏って、少人数でも集まってやれば楽しいし、自分のパートの面白さも出てくる。個人練習や基礎練習も必要だけど、それは皆で合わせるための練習。個人練習だけずっとやっていても、私はきっとつまらないでしょうね。

●"江戸フィル"は、どんなオーケストラだと思いますか?
区から助成をいただいているので、恵まれているオーケストラです。トレーナーや指揮者の先生も、一流のとても良い方が来てくれます。現在音楽監督をされている山下進三先生は日フィルの元ヴィオラ奏者で、その方の紹介で著名な指揮者さんを呼んでいただいています。因みに、江戸フィルの木管楽器トレーナー和久井仁さんはN響のオーボエ奏者ですが、高校生のとき江戸フィルで演奏していたんですよ。

●4月18日に控えている第39回定期演奏会の聴きどころはどこですか?
今回は、「第4回水と緑のまち江戸川新進音楽家コンクール」で優勝したヴァイオリオン奏者の二上りか子さんをお招きしています。江戸川区音楽協議会の会長としても、二上さんの演奏には注目していただきたいです。

●根本さんにとって、音楽とはなんですか?
自分の活力であり、人生を豊かにするものです。


根本さん、興味深いお話をありがとうございました!
第39回定期演奏会のチケットをお求めの際は、
江戸川フィルハーモニーオーケストラホームページをご覧ください。


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