【イベントレポート】日比野克彦 ワークショップ2022(10/18)
えどがわBOXART展【「第2回 えどがわBOXART展 関連イベント<日比野克彦 ワークショップ2022>
~自分とはなにかを考える~」 の様子をご紹介いたします】
「えどがわBOXART展」を企画・監修するアーティストの日比野克彦さんを講師に迎え、
<自分とはなにかを考える>をテーマにワークショップを行いました。
「数学に正解はあるけれど、アートにはどうか?」
そんな問いかけから始まった今回のワークショップ。
1枚の紙に指で穴(ゲート)を開け、各々行きたい場所のイメージを想起します。
当たり前のことですが、同じ場所をイメージする人はいません。
自分と他者とは違うな...。なんとなく皆が感じ始めました。続いて、日比野さんから指令が次々と下ります。
1枚の紙を使って、自分の身長プラス手を伸ばした長さにしてみたり、
出来るだけ高く積み上げてみたり。
糊やハサミやセロテープは使用不可。
紙と指だけを使って、次々とオリジナルの作品ができていきます。
それを広い部屋の好きな場所に好きなように並べていくと
なんと1時間半のワークショップの間に、ミニ展覧会場が出現!!
講師の日比野さんからは
「アートは人の数だけ答えがある」
「特別な道具や知識がなくてもできる」
「自分の世界とほかの人の世界は違うことを感じてみよう」
など、様々なメッセージが発信されました。
参加者の皆さんからは「普段使わない頭の場所を使いました」「難しかったけど面白かった」など
感想をいただきました。
「えどがわBOXART展」には、
①ボックスアートを作りながら自分自身を考える
②他者の作品を見ながら他者のいる世界を知る
③展示されたボックスアートを持ち帰り、他者の世界感を感じてみる
というコンセプトがあります。
皆さんも、世界には"自分以外の他者がいる"ことを感じてみませんか。
☆現在、「えどがわBOXART展」開催中です!(12月18日まで)
https://edogawa-bunkacenter.jp/calendar/2022/11/053533.html