【イベントレポート】第153回江戸川落語会
主催共催公演【「第153回江戸川落語会~新作も古典もウキウキの会~」の様子をご紹介いたします】
2023年6月16日(金)小ホールにて「第153回江戸川落語会」が行われました。
◇「のめる」 古今亭松ぼっくり
◇「指定校推薦」 春風亭昇々
◇「夢の酒」 柳家喬太郎
<お仲入り>
◇「ちりとてちん」 古今亭文菊
◇「母恋くらげ」 柳家喬太郎
今回は、毎年恒例・柳家喬太郎さんが新作と古典の二席を務める大人気の回です。
開口一番、古今亭松ぼっくりさんが、客席と共に江戸の長屋へタイムスリップ。
初登場の春風亭昇々さんは、出身地の松戸市と江戸川区の花火大会の話題で盛り上げつつ
新作「指定校推薦」へ。学生時代を思い出した方も多かったのではないでしょうか。
続く柳家喬太郎師匠の一席目は「夢の酒」。
お花の可愛らしさと、夢の中の登場人物・御新造(ごしんぞ)さんの色っぽさの対比がたまりません。
お仲入りをはさんで、古今亭文菊さん。
知ったかぶり男が我慢して我慢して、我慢して、、、そんな表情を端正なお顔の文菊さんが演じると二重におかしみが増します。
そして、トリは2席目、柳家喬太郎さん。
客席にお子さんがいらっしゃったこともあって、喬太郎さんはいつも以上にサービス満点。
たっぷりのまくらの後に新作「母恋くらげ」。
海の生き物たちの冒険物語にハラハラドキドキでした。
お客様のアンケートより(抜粋):
「喬太郎さん、最高です!」
「出演者の皆さん、全員の個性が光る会」
「昇々さんという若い噺家を知ることができてよかった。ありがとうございます」
など、たくさんのお言葉をいただきました。
梅雨空に、たくさんの笑い声が響いた夜でした。
本日もご来場、誠にありがとうございました。