世代を超えた音楽の競演!全日本リコーダーコンテスト 江戸川区で輝く25年目の開催
施設情報
3月29日(土)にリコーダー愛好者が集う国内最大の舞台、第46回全日本リコーダーコンテスト(主催:全日本リコーダー教育研究会)が、江戸川区総合文化センター(東京都江戸川区/館長:齋藤俊光)にて開催されました。
本コンテストは、1973年(昭和48)から続くリコーダー演奏者たちが集結する国内最大規模のコンテストです。2000年(平成12)以降は当館大ホール・小ホールを会場とし、当館での開催が今年で25回目となりました。
【コンテストの見どころとハイライト】
見どころは、世代を超えた参加者たちによる多様な演奏スタイルです。小学生から一般部門までの幅広い世代の方によって、クラシックから現代曲までが演奏されました。また、一般的に目にするソプラノ、アルトリコーダーのほか、クライネソプラニーノという約15㎝の小ぶりのものから、約2mの大型のコントラバスまで様々な種類のリコーダーの音色を楽しめるのは、最大の見どころです。今年は、69組が参加し、大ホールでは三重奏から28名での合奏、小ホールはソロ演奏から三重奏までの小編成の演奏が行われました。特に優れた演奏を披露した団体に贈られる花村賞に、今年は北海道鹿追高等学校(北海道)、いなべ市立治田小学校(三重県)、寿都町立寿都中学校(北海道)、すずりこ(三重県)の4団体が選ばれました。
【江戸川区総合文化センターの設備と魅力】
当館は、1983年(昭和58)の開館以来、地域社会の芸術文化発展の一翼を担ってきました。 2000年(平成12)以降、会場となっている大ホールの優れた音響設計は、リコーダーの繊細な音色を隅々までクリアに伝え、演奏者と聴衆との一体感を生み出すのに貢献しました。また小ホールの適度な広さと設計も、小編成の演奏に適したサイズと好評をいただいています。全日本リコーダー教育研究会第2代会長の徳山博良氏(故人)は、生前に「大・小ホール間のアクセスが良好であり、全国から様々な形態、人数のチームが一堂に会す本コンテストにおいて、たいへんありがたい点である。」と語っていたそうです。
【今後のイベント情報はこちら】
当館では、全日本リコーダーコンテスト以外にも年間を通して多彩な文化プログラムを展開しています。様々な文化的体験を、ぜひお楽しみください。
[HP : https://edogawa-bunkacenter.jp]
糸満市立糸満南小学校 ©フォトクリエイト
浦添市立港川中学校 ©フォトクリエイト
『第46回全日本リコーダーコンテスト』イベント概要
日時:2025年3月29日(土)
会場:江戸川区総合文化センター大ホール・小ホール
主催:全日本リコーダー教育研究会 https://zenrikoken.com/
※当イベントは終了しております