【イベントレポート】日比野克彦 ワークショップ2023(9/21)
主催共催公演【イベントレポート】日比野克彦 ワークショップ2023(9/21)の様子をご紹介いたします。
毎年恒例となった公募展覧会「えどがわBOXART展」。
今年度も継続して第3回を行います!
作品を募集するにあたり、企画・監修するアーティストの日比野克彦さんを講師に迎え、
<自分とはなにかを考える>をテーマに、ワークショップを行いました。
日比野さんによる「BOXART展」に関する説明の後参加者に配られたのは、たくさんの割り箸。
日比野さんの指示に従い、折った割り箸をテーブルに置いていきます。
(この時点で既に、置き方にも個性が光っています......!)
割り箸が増えたところで、次は太めの糸が現れました。
隣の参加者に渡すようにテーブルを一周したり等した後、糸が切られ一人ひとりに配られます。
割り箸と糸を使って、何も考えず何かを作ってみる。
それが、今回のワークショップのお題でした。
日比野さんはテーブルの間を歩き参加者と話しながら、
作品が完成し参加者の手が止まると割り箸や糸を追加していきます。
材料が加わっていく度に形を変えていく作品。
同じ素材でも、糸がテーブルに流れるありのままの形を楽しんだり、
割り箸を折ったり、結んだり、立てたり、
人によってまったく異なる作品が完成しました。
作品が完成した後白い紙にスケッチし、"自身のアバター"として名前をつけます。
人の名前のような言葉もあれば名詞や文章もあり、アバターの名前にも個性が光りました。
最後に、他の人の作品を見てまわりました。
参加者の皆さんからは
「何も考えず作品を作る時間が心地良かった」
「無心になることは難しいと思ったけど、プレッシャーなく表現できた」
「なにより他の人の作品が素晴らしかった!」
などの感想をいただきました!
「えどがわBOXART展」には、
①ボックスアートを作りながら自分自身を考える
②他者の作品を見ながら他者のいる世界を知る
③展示されたボックスアートを持ち帰り、他者の世界感を感じてみる
というテーマがあります。
発想力を奮わせて作品を作り、応募してみませんか?
☆作品エントリー募集中!
11月20日から始まる展覧会に向けて、公募作品のエントリーを受付中です。
https://edogawa-boxart.jp